術式
DHI植毛(Choiペン法)
要点DHI(Direct Hair Implantation)は、切開を作る工程と植え込む工程を、インプランターペン(Choiペン)で一動作にまとめた術式です。グラフトが体外にある時間が短く、多くの場合は髪を刈らずに施術でき、既存毛の間に密度を足すのに向いています。1日6〜8時間、最終的な仕上がりは12〜18か月後です。
基本データ
- 術式の名称
- Direct Hair Implantation
- 使用器具
- インプランターペン(Choiペン)
- ペン先の径
- 0.8 〜 1.2 mm
- 針の規格
- 21G × ½
- 採取パンチ径
- 0.6 〜 0.8 mm
- 1回あたりのグラフト数
- 1,500〜2,500株
- 刈り上げ
- 多くの場合は不要
- 得意とする範囲
- 生え際・既存毛の間の増毛
- 手術時間
- 6〜8時間・1日で完了
- 施術者
- 提携医療機関の医師
DHI
DHI植毛とは
DHIは Direct Hair Implantation(直接植毛)の略称です。名前の由来は、ドナー部位から採取したグラフトを、独立した切開工程を挟まずに直接植え込むところにあります。
それを可能にしているのがインプランターペンで、業界では最初の製造元にちなんでChoiペンと呼ばれます。ペン先の中空の針が、皮膚を開くのと、内部に装填したグラフトを同じ動作で置くのを同時に行います。つまりDHIは術式の名前、Choiペンはその術式で使う器具の名前です。
よく誤解される点があります。DHIはFUEとは別の方法ではありません。グラフトの採取はやはりFUEで、ドナー部位からマイクロパンチで1株ずつ行います。違うのは植え込みの工程だけです。
DHIは韓国の慶北大学校で生まれた術式で、当初は直毛で太い毛質に適用されて成果を上げましたが、くせ毛・波状毛・細い毛では扱いが難しいものでした。その後Choiペンの径が広げられ、現在使われているものは0.8〜1.2mmの範囲にあります。
刈らない施術
なぜDHIだと髪を刈らずに済むのか
刈り上げが必要になる主な理由は、移植部位に切開を作る工程にあります。既存毛が残っていると切開の位置が見えにくく、既存毛の毛根を傷つける危険があるためです。
DHIでは、切開を先に作りません。ペン先が皮膚に入る位置・角度・深さをその場で決め、そのままグラフトを置きます。そのため既存毛の間を縫うように作業でき、髪を切らずに密度を足すことが可能になります。
ドナー部位はどうするのか
採取そのものは頭皮を露出させる必要があるため、後頭部の細い帯状の範囲だけを刈り、周囲の髪で完全に覆う方法をとることが一般的です。長さのある髪であれば、外から刈った部分は見えません。
施術の流れ
DHIはどう行われるか
-
01渡航前
写真診断
4枚のお写真から、ドナー部位の余力、薄毛の進み方、DHIが適するかどうかを医師が判断します。
-
021日目
来院・設計
血液検査を行い、生え際をお顔の比率とご年齢に合わせて描き、グラフトの配分を決めます。ご同意を得るまで次へ進みません。
-
032日目・午前
グラフト採取
ドナー部位から0.6〜0.8mmのマイクロパンチで1株ずつ採取し、顕微鏡下で選別して冷却保存液に保管します。
-
042日目・中間工程
ペンへの装填
グラフトを1株ずつインプランターペンに装填します。グラフトが正しい向きで出るようにするための工程で、DHIの所要時間を左右する部分です。
-
052日目・午後
植え込み
グラフトを出したい角度と深さでペンを皮膚に入れ、押し出し機構でグラフトを置きます。切開を先に作らないため、既存毛の間に作業できます。
-
063日目
初回洗髪と帰国
初回の洗髪を実際に行いながらお見せし、アフターケア用品と書面の指示をお渡しして空港へお送りします。
無料診断
DHIはご自身に適していますか
刈らずに施術できるかどうかは、髪の長さ、既存毛の残り方、必要な株数によって変わります。4枚のお写真をお送りいただければ、その判断も含めてお返しします。
無料の事前診断
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お電話番号をご記入ください。コーディネート担当より折り返しご連絡いたします。
- 保健省認可の提携医療機関
- 認可番号 AK-0604(照会可能)
- 渡航前に施設名を書面でご案内
- サファイアFUE・DHI
- 空港送迎・ホテル・移動手配
- 術後1・3・6・12か月のフォローアップ
適応
DHIが向いているケース
向いているケース
- 髪を刈りたくない、あるいは刈れない事情がある
- 既存毛が残っている範囲に密度を足したい
- 生え際の形を整えたい、または生え際を少し下げたい
- 必要な株数が比較的少なく、範囲が限定されている
- 女性の薄毛 — 詳しくは女性の植毛のページへ
向かないケース
- 広い面積を一度にカバーしたい — 株数と時間の面でサファイアFUEが有利です
- 既存毛がほとんど残っていない範囲を作り直したい
- ドナー部位も薄くなっている
- 費用を抑えることが最優先 — DHIは1株あたりの所要時間が長くなります
| DHI | サファイアFUE | |
|---|---|---|
| 植え込み | ペンで一動作 | 先に切開、その後配置 |
| 刈り上げ | 多くの場合不要 | 通常は刈る |
| 既存毛の間 | 得意 | 切開時に注意が必要 |
| 広い面積 | 時間がかかる | 得意 |
| 1回の目安 | 1,500〜2,500株 | 2,000〜4,500株 |
術後
術後の経過
経過そのものはサファイアFUEと変わりません。刈らない施術の場合、既存毛がかさぶたを覆うため、外から見て気づかれにくい期間が短くなる傾向があります。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 2〜4日目 | 額のむくみが出ることがあります。自然に引きます |
| 〜10日目 | かさぶたが、指示どおりの洗髪で自然に取れます |
| 2〜8週目 | 移植毛が一度抜けます(脱落期)。毛根は残っています |
| 3〜4か月 | 新しい毛が生え始めます |
| 6〜9か月 | 密度が目に見えて出てきます |
| 12〜18か月 | 太さと質感が整い、最終的な仕上がりになります |
1・3・6・12か月のアフターフォローはすべてのパッケージに含まれます。
よくある質問
DHIとFUEは別の施術ですか。
別ではありません。グラフトの採取はどちらもFUEで、0.6〜0.8mmのマイクロパンチを使います。違うのは植え込みの工程だけで、DHIではインプランターペンが開創と留置を一動作で行います。
Choiペンとは何ですか。
DHIで使うインプランターペンのことで、最初の製造元の名前で呼ばれています。ペン先には21G×½の中空針があり、内部に装填したグラフトを押し出し機構で皮膚に置きます。現在使われているペン先の径は0.8〜1.2mmです。
本当に髪を刈らずにできますか。
多くの場合は可能です。移植部位は既存毛の間に植えるため切りません。ドナー部位は後頭部の細い帯状の範囲だけを刈り、周囲の髪で覆います。ただし株数が多い場合や髪が短い場合は、この方法が選べないこともあります。
DHIのほうが定着率は高いのですか。
「グラフトが体外にある時間が短い」という点は理屈として有利ですが、当社は定着率の数値を掲げません。検証できない数字だからです。実際に効くのは、採取から植え込みまでの取り扱いと、チームの手技の一貫性です。
なぜDHIのほうが株数の目安が少ないのですか。
グラフトを1株ずつペンに装填する工程が加わるためです。同じ1日の中で扱える株数は、サファイアFUEより少なくなります。広い面積を一度に覆う目的には向きません。
生え際だけをDHIにすることはできますか。
可能です。生え際をDHIで作り、後方の広い範囲をサファイアFUEで覆うという組み合わせは実際によく行われます。どう分けるかは診断で決まります。
痛みはありますか。
局所麻酔下で行うため、施術中の痛みはありません。麻酔の注射そのものは数分で終わります。術後は痛みというより突っ張り感と過敏さで、お渡しする薬で対応します。
費用はサファイアFUEより高いのですか。
グラフト単価では計算しません。価格はパッケージ(術式・滞在・送迎・サポート範囲)で決まり、DHIは所要時間が長いためパッケージに反映されます。詳しくは費用のページをご覧ください。
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- 認可番号 AK-0604(照会可能)
- 渡航前に施設名を書面でご案内
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- 空港送迎・ホテル・移動手配
- 術後1・3・6・12か月のフォローアップ
お問い合わせはコーディネート担当がご自身の言語で対応します。
